友禅染人間国宝「森口華弘」青紫色地南天浜菊秋桜模様正絹縮緬訪問着w527 身丈(肩から) 161.5cm(4尺2寸6分) 裄 65.0cm(1尺7寸2分) 袖丈 49.0cm(1尺3寸) 袖幅 32.0cm(8寸5分) 前幅 25.5cm(6寸7分) 後幅 30.0cm(7寸9分) 折込 裄の折込は、 身頃側4.0cm 袖側2.5cm出せ、 袖丈は、4.5cm出せます。
身丈の折込はありません。
詳細・素材 正絹 ・ 縮緬 ・ 友禅染人間国宝「森口華弘」 着物 広襟 ・ 袷 6,800(非売品) 【状態】 全体的に状態良く、着用していただけます。
右衿裏に小さい汚れが1ヶ所ございますが、着用時には隠れる部分です。
コメント 人間国宝 森口華弘作の素晴らしいおきものをご紹介させていただきます。
重要無形文化財「友禅」保持者・森口華弘作。
どの作品にも共通する事ですが、自然が大変お好きでよくスケッチに出かけられたそうで、 それをうかがい知る事ができる様なおおらかで躍動感のある構図に、 繊細な線による友禅や蒔糊など匠の技術を盛り込んだ素晴らしさがあります。
さらり、と肌に優しく馴染む、滑らかなちりめん地。
その地を高貴で知的な風情が漂う青紫色に染め上げて、 地一面に吹雪のような白色が浮かび上がり、幻想とシックな風情を醸し出します。
お柄には南天、浜菊、秋桜の意匠を。
余計なものは一切なくし、ただただ、凛と、潔く… 高級感を最大限に引き出された作品かと存じます。
さりげなく、それでいて着姿にしたときの計算されつくした美しさをかもしだす構図。
これだけの仕事がなされれていても気軽に袖を通していただけける、 本当に御着物をお召しになられる方のことを考えて作られた1枚です。
まず、ご存知のようにまずお品がございませんので、 年々その価値は下がることなどなく、高まる一方です。
コレクションのお一つとしても、自信をもっておすすめ致します。
この機会、どうぞお見逃しのないようお願い致します。
【森口華弘】 明治42年(1909)滋賀県守山市岡町で生まれ、 大正13年(1924)京都の友禅師、三代目中川華邨の門に入り手描き友禅を修得し、 昭和14年(1939)30歳で独立されました。
昭和35年 日本工芸会理事、42年に友禅にて重要無形文化財保持者に認定、 45年同福理事長を歴任し後継者の育成・指導に尽力されました。
(46年紫綬褒章、55年勲四等旭日章) 特に日本伝統工芸展には色数を極力整理した、 いわゆる単彩主義による秀作を意欲的に発表し格調高い森口華弘の世界を築き新しい表現法を開拓、 現代の生活感情にマッチした友禅を生みだし世に高く評価されました。
技法的には伝統的な手描き友禅の濃淡ぼかしや糸目糊、 堰出しなどのほかに漆芸の蒔絵などの美しさからヒントをえた 蒔糊技法を開発し独自の味わい深い友禅を完成しました。
834/762 信田
- 商品価格:772,200円
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